神通研概要
神奈川手話通訳問題研究会は、手話を通じて聴覚障害者の諸問題を学び、コミュニケーション問題の解決を図ると共に手話通訳保障の確立及び福祉の向上をめざすことを目的として神奈川県(横浜市・川崎市を含む)で活動しています。
活動内容
2024年度神通研活動方針
- 地域で活動している人達が集い、問題を出しあい、語りあい、顔を合わせるのが楽しみになる支部作り
―みんな集まる神通研― - 各地のろう協・神聴連と連携を強めていく
―みんな仲間だ神通研― - 手話を学びはじめたばかりの人も含めた支部作り
―神通研はじめてだってモンダイナ~イ― - 『手話通訳士』についての学習をすすめる
―「通訳士」地域を忘れちゃァおしめェよ― - 手話・ろう者にかかわりのない人にも神通研の存在を知ってもらう
―みんな知ってる神通研―
2024年度神通研重点活動
〜全通研長期ビジョン2024のキーワード、「きわめる」「たかめる」「はたらきかける」に沿った支部活動をすすめましょう!〜
- 会員を拡大しましょう!
まず、2023年度(245名)の会員全員の継続加入を目指しましょう!2023年度は目標会員数を350名とし、会員拡大に取り組みましたが、思うように会員数の増を図ることができませんでした。しかし2024年度も、会員目標数も前年度に引き続き、350名とし活動を進めます。オンラインによる会議開催は継続しつつも、学習会については極力対面で開催し、会員同士の繋がりを感じることのできる場を作るよう努めます。2023年度会員の継続加入はもちろん、一人でも多くの新規会員に入会いただけるよう、より一層活動の充実につとめましょう。またコロナ禍の間、継続を控えていた方への復活入会の呼びかけも積極的に行います。定例学習会や神通研集会、関係団体の集会、各種大会等でPR窓口を開設し、他団体からの講師派遣要請等の際にも積極的にPRし、入会を呼びかけましょう。また、会員の一人ひとりが、各地域での入会呼びかけを、これまで以上に積極的に行いましょう。ブログを活用し、私たちの活動や全国の動き等、タイムリーな情報発信に努めつつ、新たな会員の獲得を目指します。共に学び考える仲間を増やしましょう! - 研究活動をすすめましょう!
神通研は1992年より課題別研究班を設立し研究活動をすすめてきました。他団体からの講師要請の他、活動の成果をまとめた『手話講習会の8項目虎の巻』をはじめとした書籍発行等も行ない、高い評価を得てきました。2019年度に活動申請があった研究班ありませんでしたが、積極的に新しい研究班を興し活動を始めましょう!聴覚障害者や手話に関わることなら、どんなテーマでも構いません。私たちを取り巻く社会情勢・時代の流れを踏まえ、既存のテーマ、また新たなテーマを基に積極的に研究班を興し、研究活動を展開していきましょう! - 私たちの活動を全国の仲間へ!
研究班活動をはじめとした日頃の活動を、地元の活動だけで終わらせず、実践をレポートとして、関東ブロックや全国の仲間へ報告し学びあい連携を深めましょう! - みんなが元気に手話活動を続けましょう!
健康で、みんなが元気に手話活動を続けていくために、地域で様々な活動をしている方々にも呼びかけ、聴こえない人と共に健康問題についての学習を深めていきましょう。 - 神奈川県手話言語条例を自分たちのものにしていこう!
神奈川県手話言語条例は2015(平成27)年4月1日から施行され、2016(平成28)年4月1日から条例に定められた「神奈川県手話推進計画」が実施されてきました。2021年度は、計画の見直しに向けての協議が本格的に進められる予定です。学習会や学習会や機関誌活動で理解を深めつつ、関係団体とともに県との協議に参画しながら、この条例と条例に基づく計画がこれまで以上に充実したものとなるよう、積極的に取り組んでいきましょう。本条例に基づく事業である「神奈川県聴覚障がい児等手話獲得事業~しゅわまる~」の運営に関わり、神奈川の聴覚障害児とその家族の支援に協力しましょう。 - デフリンピック東京2025開催を応援しよう!
2025年に開催されるデフリンピック東京大会について、神聴連とともに様々な啓発活動等に参画し、大会成功に向けて活動を進めましょう。
神通研の歴史
神奈川手話通訳問題研究会 沿革
年 | 月日 | |
---|---|---|
1986(S61) | 2. 2 | 神奈川手話通訳問題研究会(全国手話通訳問題研究会神奈川支部)結成総会~会員数62名 |
4.1 | 神通研会報第1号を発行 | |
1987(S62) | 8.16 | 第1回神通研集会(以下、2014年までに28回を数える。 第6回からは県聴覚障害者連盟と共催) |
1989(H1) | 12. 2~3 | 第3回全通研関東ブロック手話通訳問題研究集会を神奈川(茅ヶ崎)で開催 |
1992(H4) | 2.15-16 | 第8回全通研討論集会を神奈川(横浜)で開催 |
5 | 神通研内自主学習グループが研究班として始まる<医療手話研究班/手話通訳制度班/手話講習会班> | |
1995(H7) | 6.17 | 神通研結成10周年記念企画第1弾~ 全通研 小出新一氏の講演 |
1996(H8) | 2. 4 | 神通研結成10周年記念式典記念講演~全通研運営委員長(現名誉運営委員長) 伊東雋祐氏 |
1997(H9) | 会員数300名を超える。(304名)全通研代議員4名に。 | |
1999(H11) | 村石幹事全通研関東ブロック推薦運営委員に選出。(~2014年5月) | |
2000(H12) | 3.26 | 手話講習会班『手話講習会8項目の虎の巻』発行。 |
12. 3 | 神通研15周年記念企画全通研運営委員長(現名誉運営委員長)伊東雋祐氏手話行脚 | |
2002(H14) | 4 | 社会福祉法人神奈川聴覚障害者総合福祉協会設立。神通研より評議員を選出。 |
2003(H15) | 2.15-16 | 第19回全通研討論集会を神奈川で開催<神奈川大学> |
9 | 全通研関東支部連絡会は関東手話通訳問題研究会へ改組 | |
2004(H16) | 11.27-28 | 第18回関東手話通訳問題研究討論集会開催<横浜ラポール> |
2005(H17) | 手話サークル班誕生 | |
8 | ホームページ開設 | |
2006(H18) | 2. 2 | 神通研創立20年を迎える。 |
2. 5 | 神通研創立20周年記念式典開催記念講演 全通研運営委員長 市川恵美子氏 | |
2010(H22) | 地域手話班誕生 | |
2012(H24) | 11.10-11 | 第26回関東手話通訳問題研究討論集会開催<神奈川労働プラザ> |
2013(H23) | 6.29 | 第6回全通研学校関東分校開催<県サポートセンター> |
2016(H28) | 8.19~21 | 第49回全国手話通訳問題研究集会 ~サマーフォーラムinかながわ~<神奈川県民ホール・横浜国立大学>神聴連とともに主管を担う。 |
役員一覧
2024年度 神奈川手話通訳問題研究会 役員一覧
役職 | 定数 | 担当 | 氏名 | 地域 |
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会長 | 1名 | ー | 深海篤行★ | 茅ヶ崎市 |
副会長 | 1名 | ー | 竹内恵子 | 座間市 |
事務局長 | 1名 | ー | 若木美智子★ | 横浜市 |
会計 | 1名 | ー | 湯本和彦 | 小田原市 |
幹事 | 若干名 | 石川美紀 | 南足柄市 | |
大塚美保 | 綾瀬市 | |||
上床千里 | 秦野市 | |||
川口利永子 | 大和市 | |||
佐田恵美子 | 横浜市 | |||
銅野千栄子 | 大和市 | |||
長谷川久見子 | 秦野市 | |||
見上陽子★ | 海老名市 | |||
守橋幸男 | 川崎市 |
★は全通研代議員
会員構成
市町村別会員数
2019年度 | 2018年 | 2017年 | |
---|---|---|---|
合計 | 346 | 375 | 384 |
横浜市 | 134 | 139 | 143 |
川崎市 | 44 | 49 | 54 |
相模原市 | 8 | 13 | 13 |
横須賀市 | 16 | 19 | 20 |
平塚市 | 6 | 6 | 7 |
鎌倉市 | 6 | 6 | 7 |
藤沢市 | 10 | 7 | 10 |
小田原市 | 6 | 6 | 6 |
茅ヶ崎市 | 9 | 10 | 8 |
逗子市 | 3 | 5 | 3 |
三浦市 | 3 | 3 | 4 |
秦野市 | 19 | 21 | 16 |
厚木市 | 9 | 8 | 10 |
大和市 | 20 | 22 | 21 |
伊勢原市 | 1 | 2 | 3 |
海老名市 | 15 | 15 | 16 |
座間市 | 1 | 1 | 2 |
南足柄市 | 4 | 4 | 4 |
綾瀬市 | 5 | 3 | 3 |
葉山町 | 3 | 6 | 5 |
寒川町 | 1 | 1 | 2 |
大磯町 | 4 | 4 | 4 |
二宮町 | 7 | 9 | 8 |
中井町 | 1 | 1 | 1 |
大井町 | 1 | 1 | 1 |
松田町 | 0 | 0 | 0 |
山北町 | 1 | 1 | 1 |
開成町 | 2 | 1 | 2 |
箱根町 | 0 | 0 | 0 |
真鶴町 | 0 | 0 | 0 |
湯河原町 | 1 | 1 | 1 |
愛川町 | 1 | 1 | 1 |
清川村 | 0 | 0 | 1 |
県外 | 6 | 9 | 7 |
会則など
神奈川手話通訳問題研究会会則- 第1条 名称
この会は、神奈川手話通訳問題研究会(以下「神通研」という)と称し、一般社団法人全国手話通訳問題研究会(以下「全通研」という)定款第3条にもとづく支部とする。また、全通研定款第4条及び全通研運営規則第3条における関東ブロックに所属し、関東手話通訳問題研究会(以下「関東通研という」)会則第3条に基づく構成員とする。 - 第2条 事務所
この会の事務所は神奈川県聴覚障害者連盟内におく。 - 第3条 目的
手話を通じて聴覚障害者の諸問題を学び、コミュニケーション問題の解決を図ると共に手話通訳保障の確立及び福祉の向上をめざす。また会員相互の連帯を図り、全通研神奈川支部としての機能を果たす。 - 第4条 活動
- 研究会等の開催。
- 機関紙等の発行。
- 会員及び関係団体・機関との連絡、交流。
- 課題別研究班の設置。
- その他目的達成に必要な活動。
- 第5条 会員・会費
- 第3条の目的に賛同し会費を納入した者は、この会の会員になることができる。なお、神奈川県内に在住、もしくは在勤することを原則とする。
- (1)会員の会費は全通研定款に定める会費と神通研会費及び関東通研会費の合計金額とする。
(2)神通研会費の金額は総会で決定する。 - 会員が次のいずれかに該当する場合には、その資格を喪失する。
(1)退会したとき。
(2)死亡したとき。 - 会員が、次のいずれかに該当する場合には、総会の議決をへて、全通研定款第14条にもとづく会員資格の取り消し、または資格・権利の停止を、全通研代議員会に付議することができる。ただし、その会員に対し、弁明の機会を与えなければならない。
(1)この会の会則に違反したとき。
(2)この会の名誉を傷つけ、またはこの会の目的に反する行為をしたとき
(3)その他、相当する事由が認められるとき。
- 第6条 組織運営
- 総会
(1)総会は最高の議決機関であり、役員の選出・会則の改廃・活動報告・決算の承認・活動計画・予算の決定・その他重要事項の審議決定をする。
(2)総会は会員の2分の1以上の出席をもって成立し年1回開く。(委任状を含む)
(3)総会の議決には出席者の3分の2以上の賛成を必要とする。
(4)会員の過半数の請求があったとき、また会長が必要と認めたときは臨時総会を開くことができる。 - 代議員
(1)全通研代議員は総会において別に定める一般社団法人全国手話通訳問題研究会神奈川支部代議員選挙規則に基づき選出される。
(2)全通研代議員は神通研の役員を兼ねることとする。
(3)全通研代議員は関東通研の代議員を兼ねることとする。 - 役員会
(1)役員会は総会で選出された次の役員をもって構成する。
会長(1名)副会長(1名)事務局長(1名)会計(1名)幹事(若干名)
(2)役員会は必要に応じて開催する。
(3)役員の任期は1年とし再選はさまたげない。 - 役員の職務
(1)会長は神通研を代表しこれを総括する。また全通研神奈川支部長を兼務する。
(2)副会長は会長を補佐し必要に応じて会長の代行を行う。
(3)事務局長は会の運営事務を行う。
(4)会計は会の収支事務を行う。
(5)幹事は会の活動に関する企画運営を行う。 - 会計監査
(1)監査(2名)は総会において選出され、会の会計についての監査を行う
(2)監査の任期は1年とし再選はさまたげない。
- 総会
- 第7条 会計
- 会計は会費その他の収入でまかなう。
- この会の会計年度は、毎年4月1日に始まり、翌3月31日に終わる。
付則
この会則は1986年2月2日から施行する。
第7条第2項については、1985年度にかぎり2月2日より3月31日までとする。
会則に定めなきことは役員会で決定する。
付則 1.この改正会則は、1995年4月9日から施行する。
付則 1.この改正会則は、1998年4月19日から施行する。
付則 1.この改正会則は、2004年4月11日から施行する。
付則 1.この改正会則は、2011年4月11日から施行する。